室内の写真撮影は禁止なので 休憩室の紹介映像から 2階の最初の部屋は
彩鸞の間(さいらん の ま)
名称は左右の大きな鏡の上と、ねずみ色の大理石で作られた暖炉の両脇に、「鸞」と呼ばれる架空の鳥をデザインした金色の浮き彫りがあることに由来している。室内はアンピール様式であり、白い天井と壁は金箔が施された石膏の浮彫りで装飾されている。そして、10枚の鏡が部屋を広く見せている。広さは約160平方メートルある。この部屋は、表敬訪問のために訪れた来客が最初に案内される控えの間として使用されたり、晩餐会の招待客が国・公賓に謁見したり、条約・協定の調印式や国・公賓とのインタビュー等に使用されている。
赤坂迎賓館の室内はすべて西洋風で和式の部屋はありません。 前の部屋とこの部屋の様式の違いは 600年の差があるというお話でしたね。 まあだからどうなのっていうことですけど。 かべは絨毯と板に七宝がはめ込まれています。今ではとてもできないだろうというレベルと大きさです。 作者は下記の方 京都の並河靖之(京都に七宝記念館があります。ヒョウテイの近くです。) と並ぶ人です。
花鳥の間(かちょう の ま)
名称は天井に描かれた36枚の絵や、欄間に張られたゴブラン織風綴織、壁面に飾られた濤川惣助作の『七宝花鳥図三十額』に由来している。室内はアンリー2世様式であり、腰壁は茶褐色のジオン材を板張りしており、重厚な雰囲気を醸し出している。広さは約330平方メートルある。この部屋は、主に国・公賓主催の公式晩餐会が催される大食堂であり、最大約130名の席が設けられている。
色の境目に銅線をつかわずに焼き上げる 無線七宝の技術を習得しています。
朝日の間(あさひ の ま)
名称は天井に描かれた「朝日を背にして女神が香車(チャリオット)を走らせている姿」の絵に由来している。天井画は長径8.26メートル・短径5.15メートルの大きな楕円形である。室内は古典主義様式であり、壁には京都西陣の金華山織の美術織物が張られている。広さは約200平方メートルある。国・公賓用のサロンとして使われ、ここで表敬訪問や首脳会談などの行事が行われている。
天井から続く壁面の四方に 海軍と陸軍を象徴した船とライオンがあります。 まあ天井画もどれも 現代には? と言った感じね 布?に描いた絵を天井などに貼り付けたとか。 画の中に茶色い縞が見え隠れしています。天井屋根の下には断熱処理がされているのですが、暑さに負けて板張りの境目のしみが出てしまうそうです。
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