2017年1月17日火曜日
国立博物館 お正月
お正月は 国立博物館の常設展示にも特別なものが展示されますので お着物でお出かけしました。 国宝 長谷川等伯 松林図 平成館で行われた等伯展のときは 一番最後の展示室に黒に壁紙をセットした一部屋に堂々の展示でした。もちろん 撮影禁止 常設展示になると 人が少ないこともあってか 特別なものをのぞけば 撮影してもよくなります。たぶんフラッシュはNGのはず。 ちょっとすごいですよね。 尾形光琳の風塵雷神も以前展示がありました これは重文ですが、国宝ものでしょう。そのときもさつえいOK でした。
江戸の画家たちは最後は水墨画の世界にたどり着くようですが、それはこの絵を見たりすると少し分かるような気がします。 侘びさびの世界 しかして 利休という人はすばらしい感性の人だったということでしょうかね。
その後の 茶道か ちゃどうか はどんなもんでしょうか 侘びさびの考え方は 金目とはなれるところがナイトねー とすると利休も 侘びさびの境地には 未だ達せず
松林図よりも、こちらは若冲の鶏図 鳥年のお正月ということで てんじされていました。 これも墨の濃淡でかかれています。 水墨画ではありませんが志向は同じものでしょう。若冲らしい軽妙な筆致で鶏が騒がしく鳴きながら お正月 っていうようすで、明るい気持ちになりました。
入場料金は680円 エコな美術鑑賞でした。
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