2017年9月1日金曜日

始業式

 今日は防災の日 とかまあそれはそれで できることは準備 確認は大切。 他には多くの学校が始業式 夏休み明けの最初の日は、なぜか学校に行くのにプレッシャーがかかって、なかなか学校に行けない子どもが 増えているらしい。 新聞やらマスコミで繰り返し取り上げられていますから。

 あげく、東京の上野動物園では 学校に行きたくない?(行けない?)子ども達に 動物園に逃げ込んできたら気持ちが助かるかもしれない  というコメントを出すまでになっているとか

 そう聞けば 気持ちが進まないのに無理に学校に行くことはないよなあ そうおもってしまう気持ちだいなり!
 
 ところが、もう一度よく考えてみると この話は少しおかしなことではないかと 思います。
全国にある学校のほとんどは公立学校 (小中学校に限れば)(アキエ夫人によるととんでもないところらしいが)
 この公立学校 いや私立であっても それらは休み明けに登校するにはとんでもないプレッシャーを子ども達に与えるとんでもないところなのか ということになりませんかね。それこそ カワウソのように 嫌なことがあったら さっさとほかのところに逃げ込んでしまうように 動物園に一時避難して 学校のプレッシャーから逃げればいい。

 学校で学ぶ目的やその意義 のひとつは 社会性を学ぶことですよ。 社会の中にはいろいろな考えをもった人達がいる 集団生活の中で 自分で生き抜いていく力を身につけていく それを練習する場のひとつとして 小学校 からの学びの場があるはず

 だから いやな事だって当然あるはず 周りがいつも自分中心で動いてくれるはずなんてないからね みんな他人なんだから 自分のことをもっと大切にしてほしい っていうなら あなたは他の人をどのくらい大切にしているのか そこの確かめもナイトね そこが何故か欠けていますよ そしてそれには 誰も どのマスコミも決して触れようとしない おかしいよなあ

 この新学期不登校問題っていうことの本質は 学校にあるわけではなくて 社会生活を過ごす上で お互いをどう認め合うか 一人一人の人権を守っていく社会を作っていくためには 人は何を学んでいかないといけないか その問題なわけです

 自分が嫌だと思うことから逃げることだけを教えて 本当にそれで子ども達の生きる力をそだてることになるのかということなんですよ 新学期に学校に行くのが嫌だという子ども達の 食べる野菜 肉 チップス 遊んでいるゲーム 遊びに出かける車 電車 自転車 住んでいる家 道路 身の回りにあるすべてのもの みんなが嫌だ・大変だ そんなことを少しも考えずにやったりつくったりしているか  
 そんなことはありえないのよ そういうことに気づかせる生活を大切にしていかないで 動物園に逃げ込むことだけ教える つまり 自分のことしか考えられない考え方を教えていることになる そこに気づいていない 大人社会(マスコミ)の考え方 そこが問題。

 この新学期不登校問題は それを生み出している今の社会のあり方そのものが子ども達の心のあり方をねじまげているっていうことに もっと気がつかないといけない 自分だけ、自分の家庭だけ、この村だけ、この町だけ、この地域だけ、よければいい。 もっと予算を使ったらいいところがあっても 自分たちのところがとにかく 優遇されれば 満足 それってあるよなあ。

   

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