2013年2月16日土曜日
外壁塗装 4
コーキングを取り除いた後は両側にマスキングテープを貼ります。
この屋根塗装 外壁塗装 の作業は 自分の作業可能日のほかに天候との兼ね合いがあります。屋根塗装は雨天はもちろんN.G ですが 外壁の場合は 作業の流れと天候が微妙に関連してきます。 屋根塗装は冬場はあまりよくありません。下塗り 上塗りの2度塗り など塗料の乾きが温度が低いためよくないためです。晴天であまり湿度の多くない春と秋がよいと塗装屋さんは話しておられました。夏は屋根の場合は屋根の温度が高くなって気をつけないとやけどをすることもあるということでした。もちろん業者は季節には基本的には無関係です。予断ですが植木の選定も樹種によって選定の最適時期がありますが 業者は実際は仕事の都合で作業をするのだそうです。
外壁は初めに水洗いをします。このときは雨天がベストです。周りを気にせずにできます。雨もまたおかし ということです。ですから冬場は寒すぎますね。天気のよい時は隣家との距離が問題です。必要ならネットを張る。それが無理なら水量を落として ブラシ洗いとかの選択でしょう。念のためお隣にご挨拶です。昨今はそれもいろいろ事情がある場合もあるようですからご配慮ください。
コーキングをはずしてからマスキングテープ プライマーを塗って コーキング それから下塗り プライマーを塗ったらその日のうちにコーキングを入れます。(30分経過後に注入)ですからマスキングをした後 日没になると次の日までたなざらしになってしまいます。雨が降るとサイディングの中が濡れてしまうので作業の予定を計画的に進めます。どうしても作業の段取りがあわずに雨が降ることになった時には、幅約10cmの養生テープをコーキングのところに貼って晴れるまで待ちました。これはガムテープでの代用は不可です。下地の塗装をはがしてしまうことがあります。養生テープは作業ができなくても雨の心配が無くなったら夜でも早めにはずすことが大事です。
コーキング取りは慣れてくれば時間の目安が分かります。きれいに取れるかどうかは施工業者がどの程度きちんとやっていたかによります。問題は建物側のボンドブレーカーにコーキングが残ってしまう場合です。正面側なのでカッターでは取れません。熊手のような専用の道具もあるようですが、私は細いマイナスドライバーや写真の細いこてで代用しました。ハットジョイナーは金属なのでボンドブレーカー(青のテープ)と一緒にこさぎ取ってしまえばよいのです。ボンドブレーカーは張りなおせばよいし、バックアップ材の場合もバックアップ材ごと取り替えればよいからです。
マスキングテープは15mm幅ぐらいから幅広のものまであるはずです。幅は狭いよりやや広めのほうが使ってみると便利です。30mm~40mmぐらいあればコーキングや塗料がはみ出ても気にせずに作業ができます。 少しの価格の差に左右されないことです。(すぐ値段を見てしまうのは私だけかもしれませんが)
プライマーはサイディングの小口面だけに塗ればよいのですが、実際はボンドブレーカー(青いテープ)にも付いてしまいます。初めのうちはそこに気がつきませんでした。一階部分の半分ぐらいはボンドブレーカーにプライマーをつけたままコーキングを注入してしまいました。まあ10年後なのでそのときは業者にでも頼めばいいし、ボンドブレーカーごと剥ぎ取ってしまえばいいわけなので結果オーライにしました。 きちんとした順序は
1 壁の水洗い
2 コーキングはがし
3 マスキング
4 プライマー塗布
5 ボンドブレーカーはりつけ
6 コーキング剤注入
7 コーキング面ならし
8 マスキングテープはがし
9 外壁塗料 下塗り
10 外壁塗料 上塗り 2回
11 軒下・コーナー・その他 塗装
大事なところは 3→4→5→6 の順番です。
コーキング剤注入 少なすぎるとならしたときに隙間ができてしまいますが 多すぎるとマスキングからはみ出て壁を汚すことになったり まあやってみて調整してください。
まあこのような感じで 次はならして マスキングをはずします。ならす時に壁についたり手についたり そのために「ふき太郎」というようなものがホームセンターにあります。私は 普通の 『ぬれティシュ』を山ほど用意してそれをおしげなく使いました。塗料もコーキング剤も水性なのでそれで十分です。ただすぐに処理しないと効果がありません。 「ふき太郎」はアルコール溶剤がふくまれています。
マスキングテープはずしは、ならした後すぐに行います。時間をおくとコーキング剤や塗料が一緒に取れてしまいます。 マスキングテープはずしも気をつけないと周りがべたべたになってとんでもないことになってしまいます。これは畑でつかう園芸用支柱にビニールの袋をかぶせて マスキングテープを巻き取るようにしたものです。支柱につけるビニールの袋を余裕を持たせておくときれいにできます。詳細は『外壁塗装日記』にあるはずです。
巻き取った後は袋をひっくり返すと 塗料やコーキング剤のついたマスキングテープがきれいに袋の中に入ってしまうので、そのままポイ できます。
仕上がりはこのようでございます。
コーキング剤とコーキングガン ガンは取っ手に握りがきちんとついているものを選びます。
マスキングテープ 色のついたテープを選んだほうがコーキングの色や外壁の色によっては分かりやすい時もあります。
これがコーキング用のプライマー シンナーのような揮発性です。小さい容器に移して小筆で塗りました。このプライマーが塗装面に残ると塗装はできませんから注意してください。コーキング剤の注入後時間が空き過ぎるときはコーキング剤の上に下塗り用のプライマーを塗ることもあるようですが私の場合はその必要が無かったのでつかいませんでした。窓枠は打ち直しもせずにそのまま塗装で処理することにしました。10年ほど経過していましたが問題なく塗装ができました。
注入したコーキング剤を平らにならすへらです。平面はこれ一本ですべてできます。
ふき太郎 と ぬれティシュ
これはコーキング用にどこにでも置いてありました。上のほうは仕上用 下のほうはコーキングをはがすためのものです。平面の仕上げは上の写真で紹介した平らなへらで十分です。凹角の部分は白い角になっているものがとても効果的でした。これもあると便利です。コーキングはがしも場所によって使って便利なこともありました。そろえておいて無駄は無いと思われます。
これがボンドブレーカー(コーキングをはがした後に見えていた青色のテープ) これは普通のホームセンターや塗装屋さん 工事金物資材専門店にも置いていありません。『コーナンプロ』には用意してあるようですが近くには無く1年半後にオープン予定ということなのでNG。.近くにあれば利用できます。私は通販で購入しました。ここで取り扱っています。
https://monoichi.jp/?mode=itemview&id=62
このボンドブレーカー(要するに片面接着テープです)はマスキングテープでもいいし、セロテープでもかまいません。ただそれらのものは幅が広すぎるだけです。セロテープの一番幅の狭いものは12mmぐらいで8mm以下のものがあればそれで代用できます。ここのよいところは幅の広いものから狭いものまできちんとそろうところです。価格も驚くようなことはありません。手で切れるし使いやすくできています。色がついているともっといいのかもね。
今日のところはこんなところで。
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