初めに一階部分のコーキングの打ち直しに取り掛かりました。150cmの脚立を使えば作業ができます。屋根の作業と同様足場は組まないで行いました。屋根の塗装には足場や安全装置が必須ですが外壁の場合は建物の環境によると思われます。初めから屋根と含めて足場を組んでしまえば作業効率は格段に向上するのは言うまでもありません。私の場合は単にコストの面からまた足場を組むのは作業するのは私一人なのでその手間を省きたかったからでもあります。
コーキング材はホームセンターに行けば購入できます。気をつけることは外壁のコーキング用を選ばないといけません。コーキングをD.I.Y. でやる方はそれほど多くは無いので 並べられているコーキング剤はサイディング用ではないものの方が多いので使用指定の説明書きを確かめて購入してください(低モジュール)。 色もそろっていない場合があります。無ければ注文ですが取り扱いの無いメーカーのものだとまとめないと注文を受けてもらえないことがあります。私は最終的には塗装屋さんと相談してそこから購入しました。
一階のコーキング部分の長さはおおむね2~1.8mぐらいでしょうか。ここにコーキングを充填するのにほぼ一本つかいました。外壁部分でコーキング箇所が幾つあるか全体ではどのくらいかおおむね予想しておきます。私のところは一階部分と2階部分の外壁の色が違っていたためコーキングの色も別に用意しました。コーキングを終了してから7~30日ぐらいの間に塗装できるのならううすい色を選んでおけば塗装で隠れてしまいます。
コーキング材にどんな塗料なら塗れるのかは各メーカーの相談窓口(商品に記載してある)に問い合わせれば分かります。一般的には水性塗料はOKで油性は塗装できないようです。またシリコンの充填材には塗装はできません。私は蓼科でカラー鉄板の屋根の塗り直しをしたときにお世話になった茅野市の石田塗装店に相談して外壁の塗料とコーキング材を購入しました。
コーキング材を充填する時には接着を良くするためにサイディングの小口にプライマーと呼ばれる薬剤を塗ります。これはコーキング材と同じメーカーのものがよいので、コーキング材を購入する時にプライマーも合わせてそろえます。コーキング材の説明に適合するプライマーについて指定されています。
一階部分は全部で6箇所 2階部分は5箇所にバルコニーの周りが4箇所 2階部分は場所によって長さの長短がありました。そのほかにコーナーの部分があります。角になって出ているところはスチールのアングルが入っているのでコーキングはありません。問題は凹角になっている部分です。コーキングをはずしてみるとここにはバックアップ材が入っていていますがハットジョイナーは入っているような無いような、それに隙間が5mmほどしかなく作業になりません。そこで凹角の部分は打ち増しをすることにしました。厄介な手間をかけるほどの効果は期待できそうに無かったからです。
写真は二階まで続いているコーキングの部分です。2階との境目にカバーの枠材が入っていてコーキングもそこで分かれています。初めはとにかく1階部分だけをやりました。
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