2013年8月30日金曜日

夏の花



フシグロセンオウ 鹿が庭に入って来れなくしたので 次から次に花が咲いて優しい気持ちになります。 こうならないと 庭の周りにネットを張る意味が伝わらないのが残念です。 田んぼも牧草用の耕地もそばの畑も みんなネットで囲っています。どうにかしろっていいたいよね。尾瀬だって沿うでしょ 車山でもニッコウキスゲが咲かなくなると観光客が激減するので 結局電気柵設置で、その中は見事なお花畑です。
 みんな食べつくして 鹿が絶滅するのを待つって甲斐?


これが日本の野草か!! ッていうレベルにあると思いませんか
 阿蘇のほうには マツモトセンノウの自生地があるそうですが それも素敵でしょう。


タネが飛んで今年は庭のあちこちに、花が咲きました。こんなところにも という驚きがあるのがまたうれしいものです。

来年はマツモトセンノウが咲いてくれるはずなんですが。


キキョウ科のシデシャジン  この花は近くで見るとなかなかおしゃれで 花びらが手の指を広げたように開いています。 それを注連縄(しめなわ)につける垂紙ー 四手(しで) シャジンはツリガネニンジンのことで中国の名前かな? 


エンビセンオウ どこにでも咲く花なんですが きれいなもので 持っていかれてしまうので絶滅危惧種 沢や小川の脇などの少し湿ったところで日当たりがよいと大きな花を咲かせます。タネがちょっとできにくいか


春に食べるウドの花 ウドは高山植物のシシュウドの仲間だと思っていましたが これは山菜で有名なたらの芽と同じ仲間で ウコギ科 道理で芽の出ているところをてんぷらにすると ウドもたらの芽もよく似た味と食感だったわけです。 ウコギ科は他には ハリギリ・コシアブラ どちらも美味しい山菜です。地元では、コシアブラはたらの芽よりくせがなくおいしいというそうですが 私はたらの芽に軍配を上げたいと思います。 ハリギリはコシアブラのように株立ちになりにくいのと桐のように一本立ちにして家具材につかわれるので 食用に若芽が利用されることが少ないのかもしれません。うちの庭にハリギリガの株立ちがありますが、若芽を摘むと枯れてしまうのかもね。


 細葉ギボウシ カラマツやレンゲツツジ ドウダンツツジなど 周りの木が大きくなってきたため あたり一面咲いていましたが 少なくなってきました 美味しい山菜なので鹿が食べつくしていた ということもあったでしょうね。 若芽はあのトリカブトとよく間違われることがあるんです。


ウバユリ この花は林のこもれびの中に咲きますね。 私がタネを飛ばして4年かかりました。このくらいになると球根(ゆりね)が結構な大きさになりますので ノネズミの大好物ということで 翌年になると どうぢたわけか 跡形もなく消えてしまうということが起きてしまいます。 コオニユリ 車ゆり オニユリ どれも花が咲くようになって 翌年になると えーどこにいったの? 今年はクロユリも 他のゆりも ネズミよけの囲いを埋め込んでみました。結果やいかに。キツネやイタチがノネズミを捕獲してくれることを祈ります。


毎年クルミがなるようになりました。 下に落ちる前にきれいになくなるので リスが食べているはずです。よかったね。

2013年6月16日日曜日

高川山

4月29日 山梨県の高川山にでかけました。 富士山の展望のよいところとして 山梨100名山の一つでございまする。別の区分けでは 大月秀麗富岳12景の11番 


初狩駅には特急乗り継ぎで 9時過ぎに到着 出発9:30 女坂を通って、山頂11:30

 
12時30過ぎの山頂から 田野倉駅へ 駅着14時15分  大月行き富士急は時間が空いていて40分近く待って大月へ  すばらしいお天気に恵まれ 富士山は心さわやかにしてくれました。宇都宮から朝5時過ぎに電車で出た。という方と一緒になりました。60過ぎで私より年上のはずですが とてもお元気で すばらしい。 餃子の話で盛り上がりました。 後で知りましたが山頂に犬がいたというお話で 初狩駅のすぐそばのお寺にお墓があったそうです。山頂にも木の箱の中に写真が入れられていました。 


林道から沢通しの道を右に分けて、尾根を通る登山道に入るとヒノキの林の下に かわいい花がさいていました。目立たないので皆さん通り過ぎてしまいますね。 これはヒトリシズカ


チゴユリ かわいらしい花で 群生していました。


これはマムシ草 でしょうね ユキモチソウのほうがソフトなんですがね。途中で男坂と女坂に分かれます あわてることも無いので 女坂を登ります。途中でのぼりがひと段落すると 富士山が松ノ木越しに見えてきます。 後10分ほどです。  


山頂からの富士山は 山中湖の向こうに大きく見えます。石割山 三国山 御巣鷹山 八ヶ岳 南も見えました。


これがアルバムの入っている山頂の木の箱です。


世界の名峰 遠くで見るのが一番です。


無風 快晴 この青い空がいいねえ



すみれ 三人娘


これは ウツギ じゃなかろうか


こちらが アオダモ だとおもいますが


これはガマズミ 葉っぱはミズキっぽいんですがスイカズラの仲間です



ミツバツツジ


フデリンドウ

ホタルカズラ

イカリソウ


十二ひとえ


こんなところでも 熊が出る! くまけいこく草


クサノオウ 茎を折ると黄色い汁が出るので 草の黄 毒草 乾して鎮痛剤になるんだそうです 見て分かるとおり ケシの仲間です。

里の道に下りました 田野倉駅へ向かいます


ケーキ屋さんのようなパープル色の駅舎に着きました。 タクシーがすれ違いで出てしまって 40分近く待ちました。人数がいれば大月までいけたのにね。 これで晴天の高川山 終了
 

京都 桜 堀川 今出川


嵐山電鉄の桜道 ベトナムからのお客さんもシャッター切りまくりでした。


こちらは本法寺 


裏千家 今日庵 この隣が 表千家 不審庵ここを今出川に向けて歩くと 桜の妙顕寺があります。
ガイドにも全く載っていません。




門前の枝垂れも見事ですが境内の桜ももなかなかのものです。静かな桜の後は立命館の学生のにぎやかな話し声を追いかけて今出川の地下鉄の駅まで少し歩きました。

京都 桜 大覚寺


醍醐寺から京都駅まで直通バスで戻りました。京都駅からJR嵯峨野線で嵯峨嵐山 そこからたくしーで大覚寺へ 降りたところの桜です


この枝垂れ桜が見事でした  大覚寺は財政が豊か 学校法人 華道家元 宗教法人 才覚豊富なのでしょう 建物も障壁画などもてが入っていて保存状態もすばらしいものです。 嵯峨野にもう少し近ければ参観者で混雑すること請け合い  桃山 江戸期の障壁画は一見の価値があります。依然は撮影禁止の表示がありませんでしたが 今回はどの部屋にも表示が出ていました。まあ撮影自由というほうが特殊だったのかもね。


大沢池の桜


ここ大覚寺は9月のお月見に この大沼池に船が浮かびます。 当日の16時ごろから並ばないと券は買えません 通によれば今は派手になって観光化してしまったのであまり押す酢s芽ではないとか でもちょっといいかもね。
 嵯峨野に戻って大河内山荘に向かいました。


門を入って開けた庭に上がると枝垂れ桜 この奥で抹茶をいただけます。 
映画スターはすごかったのねー 今のタレントもどきとは大違いです。


保津峡をはさんだ対岸 千光寺 


瓦をつかった石畳の道 センスがいいよねえ 桂離宮に負けないでしょ

2013年4月19日金曜日

京都 醍醐寺 大覚寺


3日目は京都駅前(八条口)から醍醐寺までのバスがあるということなのでそれに乗って30分 あっというまにつきました。 三宝院の枝垂れ桜は散り始めておりましたが ご覧の通り見事な風情でござりました。


昨日までと打って変わって曇り空なので 桜の色がいまひとつ艶やかさがありませんが 雨は夜のうちに上がったので上々といたしましょう。
昨晩はホテルオオクラの隣にある ビストロ・エルジノ なるお店で夕食をいただきました。歌詞きり状態だったので初めは少し心配いたしましたが ワインも飲んで4000円代でとても美味しい食事ができました。京都の懐石はもういいか というのと内容に比べてCPは高いでしょ 返ってこういうところのほうがいいのかもしれません。 四条河原町から少し離れていますが 三条京阪からならすぐ 機会があればぜひ利用されるとよろしいかとおもいまする。


これは唐門(勅使門) 平成22年に再建されたそうです。以前参観の時は三宝院の床も襖絵も今にも剥がれ落ちそうなひどい状態でしたが 今回は床も普通に歩ける状態に修理されていました。
 
今回気づいたことは 能舞台が書院の中で一段下がってつくられていることでした。つまり秀吉が能を見る時も 自分のほうが上から見る というつくりにしてある 信長と同じように 天皇より自分のほうが上を意識しているということです。 そう思ってこの門を見ますとね、菊の紋は左右にどかされて 自分の桐の紋が中央にくるようにしてある。まあそういうことです。

最後に五重塔に回ってみたらし団子を茶店でいただきまして、京都市内に戻りました。

2013年4月11日木曜日

桂離宮


4月2日 桜の桂離宮を目当てに出かけました。 市内の桜は満開でしたが、桂離宮は屋やあチリ初めといったところでしょうか。 3月25日過ぎぐらいがよさそうです。ただし申し込みは3ヶ月前ですからねえ。 はずれが少ないのは紅葉のころかと ただし申し込みも大変多いということです。紅葉の桂離宮は一昨年参観いたしました。 今回は初めての解説の方です。以前の方はお休みだったのか? 次の会は女性の担当者でした。 声がかれているのに 一生懸命 30分もオーバーして説明をしていただきました。おかげで終了する頃には 対岸に次の組が入って解説が始まるという景色をはじめてみました。退出が遅くなったので入り口の担当者のお愛想がいまいちでした。

 今回は灯篭と つくばい を見てみました。

まず 灯篭 屋根と明り取りの形 に注目 屋根のうえに丸いお団子が乗っているかいないか 屋根の勾配と広がりを比べてみる。 つまり 夜の光景 雪の積もった光景 昼間の光景 雨の日の光景 に違いをつくる仕掛けをしてあるということです。


 
 


 天橋立の灯台の次は この灯篭 光が月の形になります しょうきんてい の袂にあります。


しょうきんていの 真下にあります。 屋根の形が丸く大きな傘になっています。


ご覧の通りの風情でございまする。