2012年7月13日金曜日

ローマ(15) 現代宗教美術館


システィーナ礼拝堂の行く途中に 現代宗教画が並べられています。 ルオーなどの混じって日本の作家の作品もありました。平山郁夫氏が薬師寺にシルクロードの画を寄贈したのとおなじことですね。


ルオーの絵は山梨の清春美術館 東京の出光美術館などで何度も見ましたが 少々暗いのがいまひとつでしたが 日本橋のブリジストン美術館で見たルオーの作品は明るさが感じられて描こうとしている心の持ちようがワンパターンではないことに気がつきました。苦しみを乗り越える力というものをどう表現するかということでしょうか。


これは、カンデンスキー?

そして、いよいよ システィーナ礼拝堂 狭い階段を登りきった右側にドアがあります。中は人人ひと。 天井壁に ミケランジェロのフレスコ画がすごい迫力で迫ってきます。思わずカメラを構えると 警備の担当者が ノーフォト! おまけに 「静かに!」 冷静に考えればよくわかりますよ。たとえばお寺の本堂の中で カメラを取り出してバシャバシャ おまけにフラッシュ みんなでわいわいおしゃべり そんなことしていたら なにやっているの! って思われますよ。 担当者からすればここは 観光名所じゃあなくて、礼拝堂 今もつかっている ところが今までは写真 OK おしゃべりOK できたものですからね 礼拝堂の階段のしたで 一時ストップさせて 説明しないと おのぼりさんたちは分かりません。 京都の多くの神社仏閣は拝観料とっています。あれは観光だよね 当然税金かからないといけないのに お布施の代わりなんだ これって うそも方便 でしょ。99%は観光見物に来ているだけで 拝観じゃあないよねえ。でも檀家もお墓も無いので 拝観料の収入は貴重です。 これだから日本の宗教は堕落してしまった。がんばったのは中国を断った 善光寺 唐招提寺なんか へこへこしてね おそまつです。 
とにかく 最後の審判 を後に 次は絵画館 ピナコテーカへ

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