12月29日高気圧が移動気味に張り出してきたので 29-30日の予定で 地蔵尾根から赤岳 へ出かけることにしました。 14・15日 から雪が本格的に降って 一時は麓から山頂までのトレースは全て消えたようでしたが 元に戻っていました。 赤岳鉱泉のブログには この時期もう四駆以外は美濃戸までは入れません (FF FRはだめ)とわざわざ書き込みがありましたが、山のこ村に電話で確かめたところ、まあそんなでもない様なので 美濃戸までの時間ロスを考えて 車ではいることにしました。問題になる箇所は 美濃戸口から入って最初の沢を回りこむところです。最初急傾斜の坂を下って登り返します。ここが通過できれば後はおおむね大丈夫です。 前回もここののぼりの急坂が凍っていて 普通車(セダン)-チェーンをつけていたーが登れずに引き返していました。 当日は雪が綺麗に圧雪されて前回よりかえっていいように思われました。
今回はスタッドレスに前輪には念のため金属チェーンをつけました。美濃戸口から入るとすぐに沢を回りこむために右に急坂を下ります。橋を渡って左に坂を上って登りきる手前を右に曲がります。ここが凍っていてスリップするところです。最初はハンドルを急に切りすぎて雪にタイヤが食い込みすぎて登れません。一度バックして私が外に出て 道なりに大きく回るようにすると綺麗に上がりました。この後はゆっくりハンドルは大きくで、美濃戸まで到着しました。 車は山のこ村の駐車場にとめました。ここは小屋番の人を呼ばないと出て来てくれません。
止っている車を見ると普通車も結構来ていましたし、スタッドレスだけの車もいます。中には軽トラも何台かとまっています。チェーンなどはつけていませんねえ。細いあれ軽のスノータイヤ?でしょうね。ナンバーは岐阜 慣れていれば雪道のほうが夏の凹凸が隠れて走りやすいのかも?です。 問題はすれ違いでしょう。あちこちに待避所があるので、それで何とかなるのでしょうが、前回は 例の坂を下ったところに3台 美濃戸の手前に1台(これアルファロメオでしたね。)駐車料金をパスしようなんてこすいことするなよ という感じじゃないでしょうか。
帰りに美濃戸口の手前の坂のところに普通車が道の脇の雪の中につっこんでスタック状態で放置されていました。乗っていた人は山に登ったんでしょうかね? 1人じゃなければどうにでもなると思うんですが。
美濃戸 8:00--堰堤 8:40~50 --鉱泉9:30
とにかく鉱泉まで登り始めました。北沢は雪道になって前回より歩きやすい。40分で堰堤40分で小屋に着きました。アイゼンをつけて地蔵尾根 登り始めるころにそれまでの青空に雲が広がり始めました。
第一階段のしたの様子 雪が結構ふって階段の一部がかくれていました。
地蔵尾根からの阿弥陀岳
今年は頂上小屋は年末年始は開けていません。 その代わりなのか 展望荘が12月29日から2月22日まで連続だそうで すごいですよね。 ということで今日は赤岳展望荘に泊まります。 風もなくてんきもまあまあなので、地蔵の頭で写真などを撮ってゆっくりしてから、小屋に向かいました。小屋はもうすぐそこに見えています。
赤岳鉱泉9:40--行者小屋10:10---地蔵の頭12:00~ 展望荘(12:20)
途中から追いついて一緒になった若者は赤岳を越えて行きました。行者小屋にテントを張っているということで今日下のテントまで下りると言うことでした。今日のような天気なら日帰りで冬の赤岳も十分可能です。下の小屋に泊まる、テントがある なら十分でしょうし、駐車場に車があるなら林道にでてしまえば 暗くなってもまあ歩けるでしょう。私的にはそんなにがつがつしないで、鉱泉小屋の美味しい夕食を食べるか、美濃戸口の八ケ岳山荘でお風呂に入る なんていうほうがずっと楽しいと思います。
展望荘に入ると お茶・コーヒー・お汁粉・の飲み放題 まじすっか! ということで温かいお汁粉を何杯もお代わりして 一息つきました。 結構のんびりしてしまいましたが 赤岳まで登っておこうと声をかけて 外に出てみると のんびりしすぎたのか 赤岳はもう雲がおりてきていました。おいおいそりゃあないでしょ。
とにかく山頂まで 結構急斜面ですが ていねいに登ればよいわけです。
まあ山頂はこんな具合で何にも見えないので、さっさと戻ることにしました。明日の朝はきっと天気はよいはずだからね。 ということで展望荘に下りていくと、主稜?を登っていたパーティで事故があったらしいということがわかりました。「展望荘はどこですか?開いていますか?」これにはちょっとびっくり。 結構大変なことになっていました。
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