久しぶりに冬山に行こう という話になりました。以前はよく北アの槍や穂高に冬に入っていましたが お正月はスキー三昧になってからとんとごぶさた。というわけで 少しやさしめの八ヶ岳地蔵尾根から赤岳に入ることにしました。
まずは事前にルート確認が必要なので12月14.15(土日) 前の晩から高速を走って茅野の山小屋に深夜到着 翌日美濃戸口へ 昨日遅かったのと赤岳までは登らないので出発も遅れて美濃戸口に着いたのは8時過ぎ。 八ヶ岳山荘の駐車場へ入れました。一日500円 すぐ下に砂利の駐車場があります。そこにも駐車できます。駐車スペースは下のほうが広い、八ヶ岳山荘のほうは舗装してあります。料金は同じだと思いますが 入り口の受付の看板に1000円と書いてあったから ひょっとすると下は1日1000円? 上は空いているのに下にはたくさん車を止めていましたから初めての人は下の駐車場に止めるのかも。この時期は駐車できなくなるということはないようでした。
車はスタッドレスFF ニッサンJUKE 車高が高めの車 先週までは雪はなかったようですが途中から雪が残っていました。積雪2・3センチというところかな。
美濃戸口から歩きました。美濃戸まで車で入れるかはっきりしなかったからです。 美濃戸まで1時間 北沢ルートで堰堤まで1時間 そこから赤岳鉱泉まで1時間といたところです。
地蔵尾根は行者小屋から登り口があるので南沢を行ったほうが時間的には若干速そうですが、北沢のほうが歩きやすいのとこの時はもう行者小屋は閉まっていました。
雪道になってきたのは 堰堤を過ぎて少ししてからです。
美濃戸口 9:00 美濃戸 10:00 北沢(堰堤)11:00 赤岳鉱泉 12:00
小屋につく頃までは青空も見えて さわやか気分。赤岳鉱泉まではきれいにとれーすがついています。まあそこがここのよいところというか そういうことに気を配らない場所というところです。
小屋の隣には 名物のアイスキャンディができていました。 以前は美濃戸の山荘でも煮たようなものをつくっていましたが この時は あるにはありましたが、あまり目立ってはいないようでした。
小屋で宿泊の手続きをして一休みしてから 地蔵尾根に向かいましたが もうこのときは雲がおりて来ていて視界ゼロ状態でしたから、とりあえず2時間ぐらいいけるところまで行ってみる それで出発しました。 出発したのは13:00過ぎです。
赤岳鉱泉で行動食でお昼にしてから 曇り空のなかよいこらしょと オーバーズボンとアイゼンをつけて、行者小屋へ出発。本当はアイゼンもオーバーズボンもこの時点では必要ないんですが 行者小屋でセットするのは面倒なのでセットしました。まあアイゼンは行者小屋でつけて十分です。
ここから地蔵尾根に入ります。初めのうちは樹林帯の中なので風に吹かれることはありませんが 雪はそれなりにあります。この日は連休の前の週でもあり 天気もよくないので あまり人は入っていませんでした。こんな状態です。
ここは樹林帯を抜けて最初の階段が出てくる手前の斜面。この急な斜面を超えると 最初の階段が出てきます。 最初の階段は 階段の右側から取り付いてていねいに登れば問題はありません。そこを過ぎて急な斜面をもうひと登りすると 2番目の階段が出てきます。
この階段には雪が結構付いていて上部は雪にうまっている部分があるのと一番目より傾斜が急なので、慎重に登ります。 一番難しそうなところは この階段が終わった後 尾根を回りこんで凹角の岩場をトラバースするところです。夏は鎖に頼らなくても多少岩登りの経験でもあれば何も問題のないところですが 冬場は雪が付いているために ホールドがはっきりしないので 念のため鎖を持って きちんとアイゼンを足場に食い込ませます。あわてずにバランスよく行動することです。 初心者はここからザイルをつけてガイドされているようでした。
階段を登りきった先は地蔵の頭に向かって登っていきます。こんな感じです。結構な傾斜ですがアイゼンがきちんと使いこなせるような、らさほど問題はないでしょう。この程度で困るようならこのルートはまだ早いということで 経験者にリードしてもらうか、硫黄や天狗とかを済ませてからのほうがいいでしょう。今日はこの辺りで戻らないと夕食に遅れるかもしれないので 天気もよくないし風も強いので 鉱泉の小屋に戻ることにしました。
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